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初心者必見!もう迷わない青物ジギングのドラグ設定の3つのやり方

初心者必見!もう迷わないオフショアジギングのドラグ調整の3つのやり方 コツ
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ドラグは強く締める方がよいの?

ドラグは緩めの方がよいの?

正直、ドラグ設定の正解がわからない!

多くのオフショアジギング初心者がこのような悩みを抱えています。

ですが、このような悩みを解決し、調整方法を覚えドラグ設定ができるようになれば、今まで以上にストレスなくオフショアジギングを楽しむことができます。

では、悩みを解決するために、この記事では、オフショアジギング初心者のためのドラグ調整のやり方についてお伝えします。

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そもそもオフショアジギングで必要なドラグとは?

そもそもドラグとは?

そもそも、ドラグとはどのような機能なのでしょうか?

全てのリールには「ドラグ」という機能が備わっています。

ドラグとは、魚の強い引きに合わせてスプールを逆回転させてラインを送り出してあげる事で、強度の限界を超えてラインブレイク(魚とのファイト中にラインが切れてしまう事)するのを防ぐための機能です。

ドラグを緩めに設定するとラインが放出しやすくなります。

逆にドラグを締めるとラインが放出しづらくなります。

オフショアジギングのドラグ調整はバランスが重要!

オフショアジギングのドラグ調整はバランスが重要!

ラインの号数や強度に合わせてドラグ調整をしてあげる事で引きの強い魚がかかった際も、ラインが切れる前にラインを放出し、ラインブレイクを防ぐのがドラグの機能です。

では、ドラグを緩めに設定するとラインが切れる事はないので、緩めに調整するのが正解なのでしょうか。

いいえ、違います。

ラインを放出しっぱなしでは、根や障害物などにラインが擦れてしまい切れてしまう可能性があります。

また、隣の人とオマツリになったり魚からフックが外れてしまう事もあります。

逆に、ドラグを締めすぎるとフッキング時などにラインが切れてしまう可能性もあります。

このように、ドラグ調整はターゲットの魚やロッド・ラインの強さに合わせてバランスを取ることが重要になります。

例えば、走らない魚(根魚等)はしっかりドラグを締めて素早く釣りあげます。

逆に走る魚(青物等)に対しては、ドラグを緩めにしてラインが切れないようにドラグをきかせて魚を疲れさせて釣りあげるといったようなドラグ設定になります。

目安となるオフショアジギングでのドラグ設定方法3選

一般的にはドラグ設定はライン強度の1/3〜1/4くらいが目安とされています。

ただざっくり何キロに設定すればよい?と聞かれると、ブリなどの青物ぐらいだとドラグの設定は2~3kgを目安としておけば良いでしょう。

なぜ、ライン強度の1/3〜1/4が目安なのでしょうか。

ドラグ設定を最大でもライン強度の30〜40%に設定しておく事でフッキング時にかかる負荷にも余裕で対応できるようになります。

また、PEラインとリーダーの結び目やルアーを接続する結び目によるラインの強度低下の可能性を考慮している為でもあります。

このような事を前提に、ドラグ設定をライン強度の1/3〜1/4とする事で余力をもたせることがベターとなっています。

ドラグ値の目安

使用ラインのlb数からkgを割り出して計測します。

1lb≒450g≒0.45kg

例:PE0.8号(16lb≒7.2kg / 4 ≒ドラグ設定値は1.8kg)※ライン強度1/4で設定した場合

号数(PE)  1 1.5 2 3 4
ポンド(lb) 20 28 33 48 64
強度 9 12.7 14.9 21.7 29
ドラグ設定値 ※1/4で設定 2.2 3.2 3.7 5.4 7.2

では、ドラグ設定方法3選をお伝えします。

ドラグチェッカーを使用する

ドラグ設定用に開発された、ボウズプロダクションのドラグチェッカーを使用します。

下の写真のようにラインを挟みこんで測定をします。

ドラグ設定はファイト時と同じ状態にして測ることが基本です。

ロッドにリールとラインをセットし、ロッドの先からでたラインで計測します。

ラインがまっすぐになろうとすることで数値がでてきます。

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ペットボトルを使用する

ペットボトルを使用する

身近なものでドラグ調整をする事ができます。

水の重さは1L=1kgになりますので、この重さを利用してのペットボトルドラグ調整方法をお伝えします。

①ペットボトルにドラグ設定値(㎏)分の水を入れます。必要に応じてペットボトル複数本に水を入れます。

②そのペットボトルをビニール袋に入れます。

③S字フックを準備します。

④ロッドにリールとラインをセットし、ラインとS字フックを結びます。

⑤S字フックをペットボトルの入ったビニール袋の手持ち部分に引っ掛け、ラインに対してロッドを垂直に持ち上げます。

※この際、ロッドと地面が水平ぐらいまで上げてドラグ設定をします。それ以上に持ちあげて角度をつけすぎるとロッドが折れる可能性があるので気を付けましょう。

⑥リールがジ・ジ・ジ・・・と鳴りペットボトルが浮くか浮かないくらいになるようにドラグを調整します。

いかがでしょうか?結構簡単にできてしまいますよ。私の周りでもこの方法でやる人が多いです。

手で引っ張る

実はラインを手で引っ張ってドラグを調整する方法が、一番多くのアングラーが行っている方法です。

道具も必要とせず船上で簡単に調整ができる為、狙う魚やヒットした魚のサイズに合わせて調整できるのが特徴です。

実際、私も船上で手で引っ張って調整をしているのですが、この調整方法はアングラーの感覚の部分が大きいので、初めのうちはドラグチェッカーやペットボトルでの調整をお勧めします。

ブリや青物をターゲットにしたオフショアジギングのドラグ設定

ブリや青物をターゲットにしたドラグ設定

根に突っ込むことのないブリや青物をターゲットにした場合は、ドラグの締めすぎには要注意です。

ブリの急な突進にラインが耐えられずラインブレイクをする可能性があります。

特に、ブリが船底を見た瞬間から暴れだしたりすることがありますので要注意です。

ブリをターゲットにする場合は、ラインやロッドの限界付近でドラグを設定するのではなく、少し余裕をもたせて設定することをお勧めします。

まとめ

この記事では、オフショアジギング初心者の為のドラグ調整方法についてお伝えしました。

初めのうちは、ライン強度を基準にドラグ設定をする事をお勧めします。

ですが、いつかは「ファイト中に臨機応変にドラグを調整する」を目標に、状況に合わせたドラグ調整を覚えていきましょう。

ロッドの硬さにもよりますが、ドラグを何キロに設定するよりも、曲げてみてストレスのないギリギリでラインが出るように設定する事ができるようになれば、今まで以上にストレスなくオフショアジギングを楽しむことができます。

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この記事を書いた人
ジギングジャーニー編集長

釣具メーカーでリールの開発設計をやっていた釣りバカです。20代までは主にバス釣り、その後の海外生活を機に日本の海に囲まれた環境の素晴らしさを再認識。そこからは海でのジギングやキャスティングで青物メインに狙ってます。

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