私のようにハンドメイドルアー作りにFusion360という3DCADの無償ライセンス版を使っている人は多いのではないでしょうか?
この無償ライセンス版は、個人的な趣味や非商用目的でFusion360を使用する際に認められているライセンスで、私も愛用させてもらっています。
ですが、この無償ライセンスを使っていると、ある日突然、以下の図のようにFusion360の画面左上に「期限が切れました」や、「XX日以内に期限切れとなります」というメッセージが出て焦ったことはないでしょうか?
せっかくの無償ライセンスなのに、1年しか使えないの?もっと長く使えないの?
有償版を購入しないといけないの?もしくは別のメールアドレスで新規に無償ライセンスを登録するべきなの?などなど、色んなことが頭をよぎりますよね?
大丈夫です!
この個人利用の無償ライセンスですが、年単位で更新できるのです!
しかも作業時間は約5分程度と非常に簡単です。
今回は、そのFusion360無償ライセンスの1年更新の方法を分かりやすく説明したいと思います。
Fusion360無料版の1年更新方法
それでは、一つずつ更新方法を見ていきましょう。
流れを簡単に書くと以下の感じです。
- 個人用Fusion360のページにいく
- ページ内の「無料版/利用するには」のボタンをクリック
- ここで自分のアカウントで「サインイン」する
- 「個人用 Fusion 360 ダウンロードお申し込みフォーム」に入力不足あれば必要事項を入力
- 「次へ」ボタンをクリック
- 「今すぐダウンロード」ボタンをクリック
※実際にダウンロードしなくても大丈夫です。ダウンロードボタンを押さないと更新されないようです - Fusion360を再起動すると新しいイラセンスが適用される
上記流れの詳細手順は以下になります。
個人用Fusion360のページにいく
まずは以下の個人用Fusion360のページに行きます。
ページ内の「無料版/利用するには」のボタンをクリック
以下ページ内の「利用するには」のボタンをクリックします。
ここで自分のアカウントで「サインイン」する
ここで皆さんはFusion360の更新なので、既にアカウントをお持ちだと思うので、右上からサインインします。
サインインボタンを押すと、メールアドレスとパスワードを入力します。
まずはメールアドレスです。
続いてパスワードです。パスワード忘れの方は「お忘れですか?」からパスワードの再発行が可能です。
「個人用 Fusion 360 ダウンロードお申し込みフォーム」に入力不足あれば必要事項を入力
サインイン後に以下の「個人用 Fusion 360 ダウンロードお申し込みフォーム」に入力不足あれば入力完了させます。
入力不足があると赤くハイライトしますので、その指示に従って入力完了させてください。
入力完了しましたら、オートデスクの利用目的とプライバシーステートメントの同意にチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックします。
「今すぐダウンロード」ボタンをクリック
続いて、以下の「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。
既にFusion360はダウンロード済なのに、なんでダウンロードするの?と不思議に思うかもしれませんが、実際にダウンロードしなくても大丈夫です。
ダウンロードボタンを押さないとインストール済のFusion360のライセンスが更新されないようです。
Fusion360を再起動すると新しいイラセンスが適用される
自分のパソコンにインストール済のFusion360を起動させるます。
すると今まで、Fusion360の画面左上に「期限が切れました」や、「XX日以内に期限切れとなります」というメッセージが出ていたのが、「個人用-商用利用不可」に変わっています。
以上でFusion360無料版の1年更新作業は完了になります。
これで1年間は個人用Fusion360を使い続けられます。
また1年後に同様の作業が必要になります。(22年1月時点)
個人用Fusion360ライセンスの制限
これは大丈夫かと思いますが、念のために個人用Fusion360ライセンスの制限事項を確認しておきましょう。
Fusion360のページには以下のように記載されています。
詳細は以下のページをご確認ください。
個人用 Fusion 360 は、非商用の許可された用途に限り、1 年間無償でご利用いただけます。
Fusion 360 の使用による年間収益が 1,000 米ドル未満で、非商用目的で個人的にデザイン/設計/製造/ファブリケーション プロジェクトを行う場合に限り、個人用 Fusion 360 をご利用いただけます。
愛好家/非商用ユーザー向けの Fusion 360 は、無償の機能限定版です。利用資格を満たす場合のみご利用いただけます。次の基本機能が含まれます。
• 標準的な 2D/3D CAD ツール
• 電子機器(機能限定):回路図シート 2 点、レイヤ 2 点、80 cm2 の基板領域
• 製造(基本機能):2.5 軸加工、3 軸加工、旋盤、熱溶解積層造形(FFF)、ファブリケーション
• ローカル レンダリングのみ
• 最大 10 点のアクティブで編集可能な Fusion 360 ドキュメント、無制限の非アクティブなドキュメント
• 単一ユーザーのデータ管理のみに対応
• サポートはフォーラムのみ利用可能
• 読み込み/書き出しは一部ファイル タイプのみが可能
Fusion360を購入したい人や全機能を試したい人
個人用Fusion360は機能制限がありますし、営利目的での利用になってきた場合は、有償版への移行が必要です。
また、いきなり有償版にいかなくとも、Fusion360の全機能を試したい人は、30 日間無償体験版があるので、そちらでまずは試すことが可能です。
30 日間無償体験版、有償版ともに以下のリンクから行けます。
Fusion360のスキルアップをしたい人におすすめ情報
私自身、まだまだFusion360を使いこなせているわけではないのですが、ハンドメイドルアー作りをやっていると、ある程度、使う機能が定着されていきます。
しかし、もっと便利機能を知れるとハンドメイドルアー作りの幅も広がるかもしれません。
なので以下のようなFusion360を無料で独学できるオンライン教材も活用しています。
ちまたには有料のセミナーもあるようなのでネットで検索してみると良いと思いますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、Fusion360の無料版を使っていると必ず通る道である、1年更新のやり方について詳細手順をご紹介しました。
今は無料で使える3DCADがあってすごく重宝しますよね。
私の場合、これがなければハンドメイドルアー作りができなかったので、すごく助かっています。
これからもハンドメイドルアー作りに特化した3D情報を発信していきたいと思います。
コメント